神戸のラッコ、22歳で大往生 老衰、人間なら100歳

五十嵐聖士郎
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 神戸市須磨海浜水族園は10日、国内で飼育されているラッコのうち最高齢の「ラッキー」(オス22歳)が死んだと発表した。人間の100歳に相当する年齢で、9日に死んだことが確認された。老衰とみられるという。

 同園によると、ラッキーは1998年5月13日に鹿児島市の水族館で生まれ、新潟市の水族館をへて、2012年10月に来園。須磨海浜水族園のラッコ館では、同じ22歳の「明日花」(メス)とともに飼育され、明日花と寄り添って寝る姿や食欲旺盛な様子を来園者に見せていた。

 2頭は同園の再整備工事に伴い、今年4月から千葉県の鴨川シーワールドで飼育されていた。国内で飼育中のラッコは3月時点で、ラッキーを含め3施設の5頭だけだったという。(五十嵐聖士郎)

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