「お札のウイルス1週間生存」西村大臣、手洗い呼びかけ

小野太郎
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 お札についたウイルスは1週間生きている――新型コロナウイルス対応を担当する西村康稔経済再生相は3日、TBSの番組に出演し、紙幣などを介した新型コロナの感染の可能性を紹介し、改めて手洗いや消毒などの感染防止策の徹底を訴えた。

 番組で西村氏は、紙幣に付着したウイルスは約1週間生きているとし、「お金は世の中回ってきて自分のところに来るが、1週間分の誰かのウイルスがついていることがある」と説明。「手洗い、消毒は徹底してもらうと同時に、できるだけキャッシュレスでやってもらうのがいい」と話した。

 一方、西村氏は東京都緊急事態宣言が出され、大型商業施設が休業していることで、埼玉など首都圏3県の大型商業施設などに「(都内から)人がにじみ出ている」と指摘。混雑による感染の防止のため、入場制限を徹底し、ホームページで発信してもらうように3県の知事が事業者と調整しているとした。宣言では、床面積が1千平方メートルを超える百貨店などの大型施設は、生活必需品の売り場を除いて休業要請の対象となっている。(小野太郎)

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