刺し傷など20カ所以上、強い殺意か 愛知女子高校生遺棄事件
愛知県一宮市で3月31日、民家のクローゼットから女子高校生の遺体が見つかった事件で、高校生の遺体に刺し傷などが20カ所以上あったことが捜査関係者への取材でわかった。
死体遺棄容疑で逮捕された同市の無職江口真先容疑者(21)は、高校生との間でトラブルになったという趣旨の供述をしており、同県警は江口容疑者が強い殺意をもって、鋭利な刃物で刺した可能性があるとみている。県警は2日、江口容疑者を同容疑で名古屋地検に送検した。
県警によると、江口容疑者の逮捕容疑は、3月31日午後11時40分ごろ、同市の自宅のクローゼット内に東京都葛飾区の高校生、加藤和華さん(16)の遺体を遺棄したというもの。遺体の後頭部や首などには刺し傷が見つかり、司法解剖の結果、死因は出血性ショックとみられ、30日前後に死亡した可能性があるという。江口容疑者は、殺害をほのめかす供述をしており、県警は殺人容疑も視野に捜査する。
捜査関係者によると、加藤さんは28日に「ネットゲームの友達の家に何日間か泊まりに行く」と家族に伝えて家を出た後、連絡が取れなくなっていた。
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