首相、東京五輪は「世界の団結の象徴」 開催決意を強調

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 菅義偉首相は17日(米国時間16日)、米ワシントンでバイデン大統領と初の会談を行った。会談後の共同記者会見で、菅首相は7月23日から予定される東京五輪パラリンピックについて、「世界の団結の象徴として開催を実現する決意であることをお伝えした。バイデン大統領から決意に対する支持を改めて表明して頂いた」と述べた。

 菅首相はこれまで、五輪開催の意義について「人類が新型コロナに打ち勝った証し」と説明してきたが、この日の会見では「世界の団結の象徴」と位置付けた。

 五輪をめぐっては、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での開催に厳しい視線が注がれている。会見で首相は「WHO(世界保健機関)や専門家の意見を取り入れ、感染対策を万全にし、科学的、客観的な観点から、安全、安心な大会を実現すべく、しっかりと準備を進めていく」と強調した。

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