第5回「ムー」編集長、Qアノンどうみる「リテラシー持って」

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聞き手・山本悠理

 「アメリカを『ディープステート』(影の政府)が支配している」「反トランプ勢力は児童売春を繰り広げている」……。昨年の米大統領選をめぐり、こうした主張を展開する陰謀論集団「Qアノン」が注目を集めた。日本でも賛同するコミュニティーが生まれるなど、徐々にその勢力を増しているように思える。40年以上にわたり、超能力や超常現象など「世界の謎と不思議」を扱ってきた月刊誌「ムー」の5代目編集長・三上丈晴さんに、陰謀論をめぐる日本の現状をどうみるかを聞いた。

 ――日本ではこれまで「陰謀論」がどのように受容されてきたのでしょうか。

日米で広がる「陰謀論」の背景を追うシリーズです。

 国内で一般の人が「陰謀論」…

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この記事を書いた人
山本悠理
デジタル企画報道部
専門・関心分野
現代詩、現代思想、演劇・演芸、法律学