JR、ダイヤ改正 新駅の開業は3月に 秋田
高橋杏璃
JR東日本秋田支社は、3月13日から実施されるダイヤ改正の詳細を発表した。秋田―土崎駅間にできる新駅「泉外旭川駅」は、同日開業となる。
泉外旭川駅は臨時列車を除き、奥羽線が上下47本、男鹿線が上下29本停車する。秋田市の試算では、隣の土崎駅並みとなる約2千人の乗車数を見込んでいるという。JR秋田支社の担当者は「ランドマークとして愛されてほしい。この地区のお客様に、さらに鉄道を利用していただきたい」と話す。
また、男鹿線のすべての列車で、電化区間でなくてもバッテリーを使って電車と同じように走れる「交流蓄電池電車 EV―E801系」を導入する。従来のディーゼル車から切り替えることで、排ガスやエンジン音の削減になるという。
EV―E801系には、客の乗降やホームの安全をカメラで確認できる「車載ホームモニタシステム」を取り付ける。このため、男鹿線のワンマン運転を現行の上下14本から増やし、全29本で行うという。
このほか、利用者の減少に伴い、羽越線や五能線などで一部の列車の運転を取りやめたり、運転時刻が変わったりする。確定した情報は、2月25日発売予定の「JR時刻表3月号」に掲載される。
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