青函連絡船ゆかりの施設、また消える かつてのブイ撤去

三木一哉
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 函館港の防波堤内にある二つの灯浮標(ブイ)が、このほど撤去された。函館海上保安部によると、もとは青函連絡船の専用航路を示す標識として設定。連絡船専用航路として使われていた第2航路が今年9月25日で廃止になり、ブイも必要なくなった。青函連絡船ゆかりの施設がまた姿を消した。

 第四号灯浮標は1927年11月、第二号灯浮標は1950年2月、それぞれ旧国鉄が設け、67年に海上保安庁に移管した。撤去作業は9月18日早朝にあり、作業船がクレーンで二つの灯浮標を釣り上げて撤去した。

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この記事を書いた人
三木一哉
横浜総局|相模原地域担当
専門・関心分野
相模原の歴史、東アジアと日本のかかわり、公共交通など