長崎)対馬の魚オンラインで干物に 首都圏の親子ら体験
対馬通信員・佐藤雄二
5月末、首都圏に暮らす親子と、対馬市の漁業者とをオンラインで結んだ干物作りのワークショップがあった。参加者たちは、魚の豊かな海との共存の取り組みについて話を聞き、対馬から届いた魚を実際にさばく体験をした。生産者と消費者が約1千キロの距離を超えて交流を楽しんだ。
ワークショップを催したのは、東京都町田市玉川学園で、絵画教室アトリエ・アルケミストを主宰する羽田由樹子さん(48)。普段アトリエには大人から小学生まで集い、絵画や造形などの創作に取り組む。新型コロナの影響で集まるのが難しくなり、「教育以外の様々な立場の人と協力し、オンラインだからこそできる学習機会をつくろう」と開催を思い立った。
干物を題材に選んだのは、以前も教室を開いて「自分でできるのがうれしく、感動するくらいおいしかったのでまたやりたいと思った」という羽田さん。
干物を作る指導は、玉川学園…
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