群馬)八ツ場ダム湖 水陸両用バスお目見え
柳沼広幸
今春完成した八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)のダム湖「八ツ場あがつま湖」で11日、県内初となる水陸両用バスの試験運行が始まった。コースの確認や船長(運転士)の訓練をし、7月下旬の営業開始を目指している。
町のゆるキャラなどが描かれた水陸両用バス「八ツ場にゃがてん号」(定員42人)は、川原湯地区にある管理用道路の坂道から勢いよく湖面に飛び込んだ。波しぶきを上げてプカリと浮かぶとバス後方のスクリューを回し、自転車ほどの速度で湖面を進んだ。
町は「ダム湖を活用した観光の目玉にしたい」と、同バスを約1億3千万円で購入した。NPO法人日本水陸両用車協会が運行。営業開始後はダム堤体までの約4キロを遊覧する予定で、川原湯温泉などと連係して地域の活性化をはかる。
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