太平洋の島国でロックダウン 予行演習なのに禁錮刑も
シドニー=小暮哲夫
太平洋の島国のソロモン諸島が20日夕、首都ホニアラで36時間のロックダウン(都市封鎖)態勢を敷いた。同国では新型コロナウイルスの感染者はゼロだが、「感染者が出たときの対応をテストする」(ソガバレ首相)ため。いわば「予行演習」だが、封鎖を破った人に、罰金や禁錮刑も科すとする徹底ぶりだ。
人口約65万人の島国の首都には8万人余りが住む。封鎖下では警察や防災、医療、保健などを除く業務を停止。一般市民は医療目的のほか、必要不可欠な食料、医薬品を指定場所で入手する以外の外出が禁じられた。
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同国内では20日、中国やオ…
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