(書評)『アリストテレス 生物学の創造』(上・下) アルマン・マリー・ルロワ〈著〉

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 本書の原題はラグーン(潟湖〈せきこ〉)である。新婚のアリストテレスは花嫁を連れてレスボス島へ移り住んだ。そこには豊かな生態系に恵まれたラグーンがあった。観察の人、アリストテレスにとっては最高の環境である。彼は我が国では哲学者として知られているが、実はダーウィンと並ぶ超一級の生物学者でもあった。主著…

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