(書評)『モーガン夫人の秘密』 リディアン・ブルック〈著〉

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 ■瓦礫のドイツ、憎しみから愛に

 舞台は第2次世界大戦直後のドイツ、瓦礫(がれき)の街と化したハンブルク。復興支援で送りこまれた英軍のモーガン大佐は博愛精神を発揮して、接収した豪邸の最上階に邸宅の主だったドイツ人の父娘を住まわせる。次男をつれて本国からやってきた大佐の妻レイチェルは、目の前で長男を…

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