できれば使いたくない安易な表現ではあるものの、「玉虫色の決着」という言葉は使い勝手がよい。交渉や妥協の結果、見方によってどのようにもとれる内容で落着したことを指す▼この用例、調べてみると意外に新しい。たとえば広辞苑に載ったのは1983年のことだ。「昆虫タマムシの歴史は長い。政治などの場で否定的に使…
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