(書評)『ぼそぼそ声のフェミニズム』 栗田隆子〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■覇気のない「宣言」からはじめる

 学校になじめなかった。かけっこはいつもビリ。漢字も計算も苦手。〈現代だったら、「発達障害」などの名前がつけられ「支援」の対象になっていたかもしれない。それでも、私は自分をフェミニストだ、とどこかで思い続けてきた〉

 これまで読んだ本の中でも一、二を争う「覇気のな…

この記事は有料記事です。残り751文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら