「感染症はまた必ず発生する」 政府の行動計画、初の抜本改定へ

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鬼原民幸
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 感染症危機に備えるために政府が改定をめざす「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の概要が判明した。新型コロナの教訓を踏まえ、平時から国と地方の役割を明確化し、検査体制を整えることなどを盛り込んだ。与党などの意見を聞いたうえで6月に閣議決定する。

 現在の行動計画は、主に新型インフルエンザの感染拡大を想定して2013年に策定された。抜本的な改定は初めてとなる。

 新型コロナ禍では、国と地方の情報共有が進まず、保健所の事務が膨れ上がるなどの課題が浮き彫りとなった。緊急事態宣言の発出や水際対策でも混乱が起きた。

 新たな行動計画では、具体的…

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