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　米大リーグのドジャースが、大谷翔平選手の通訳を務めた水原一平氏を解雇したことは、米国でも大きな話題となっている。違法賭博の借金の返済に大谷選手のお金が使われた経緯について、水原氏の説明が変遷していることもあり、今後も注目は続きそうだ。

　水原氏が違法賭博に関与していた疑いがあることは20日、ロサンゼルス・タイムズとスポーツ専門チャンネルのESPNが相次いで報じた。特に、ESPNは水原氏への直接インタビューなども行っており、経緯を詳細に報じている。

　ESPNによると、大谷選手の口座から、違法賭博の胴元に少なくとも450万ドルが送金されたことをめぐって取材を進めていた。同局は、大谷選手の名義で昨年秋、50万ドルの送金が2回あったことの記録などを確認したという。

　送金について大谷選手側に確認したところ、広報担当は当初「水原氏の賭博の借金の肩代わりだ」と説明し、19日には水原氏とのインタビューを設定したという。約90分間に及んだインタビューで、水原氏は「賭博の借金を返済するよう、大谷選手に頼んだ」と説明。「彼は快く思っておらず、私が二度と（賭博を）しないよう助けてくれた」と述べたという。

　水原氏はまた、大谷選手が自…