原篤司
高知総局
専門・関心分野防災、司法、民主主義、漁業、起業、韓国文化
現在の仕事・担当
高知県西部にある四万十市周辺の11市町村や、高知県警などを担当しています。担当地区でもっとも遠い所は、総局がある高知市から車で3時間近く。南海トラフ地震で30メートル超の津波が来る想定のエリアもあり、防災関連の取材が多いです。前任地は東日本大震災の最大被災地・宮城県石巻市で、前々任地の福岡では毎年のように発生する九州北部の豪雨災害を取材しました。「未災地」である高知の備えに注目しています。とはいえ、高知は人口減や高齢化に直面しているものの海は青く空は高く空気はきれいで旅行者や移住者に大人気の場所。この地の人たちが「つつましくても自分らしく健やかに仲良く楽しく過ごしたい」という願いをどう実現しているか、また、どうしたら実現できるのか。発信していきたいです。
バックグラウンド
大阪市内の、兵庫県尼崎市にごく近い下町で生まれ育ち、大学時代は東京で暮らしました。学費も家賃も生活費も自分で稼ぐしかない学生だったので、たいていのアルバイトは経験しました。「地下アイドル専門芸能事務所のカメラマン」というのが最も思い出深いバイトです。入社後は警察担当が長く、大分、三重、愛知、福岡、山口、の各県警をまわり、名古屋市役所や福岡市役所でも過ごしました。
仕事で大切にしていること
名も無き人たち(=我々)の言葉や行いを正確に歴史に刻み、未来への糧とする仕事だと思って入社しました。「大阪城を造らせた豊臣秀吉」の話ではなく、「大阪城工事で石垣を運んだ人」の思いや過ごし方に関心があります。もともと有名じゃないもの、元々みんなが知らなかったものから大切なものを探し出し「正確に」伝えることを目指しています。