(ひもとく)温暖化と社会 科学者の総意を直視し、前へ 明日香壽川

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 地球環境のシミュレーション。それがノーベル物理学賞に選ばれた真鍋淑郎氏が1960年代に行った仕事だ。彼は、まず大気と海、そして陸地の間で熱や水蒸気がやりとりされ、次々と変化が起きる非常に複雑な現象を数式化した。さらに、大型コンピューターを使って二酸化炭素濃度がもたらす地球の気温上昇を予測した。

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