小説でもエッセーでもない「短文」を掲げたアンソロジー「kaze no tanbun」が、シリーズ第3作となる『夕暮れの草の冠』(柏書房)をもって完結した。それぞれ判型も装丁もことなる3冊の掉尾(ちょうび)を飾るのは、深緑の布に金の箔(はく)押しをほどこした一冊。分野を超えた作家らによる書き下ろしの…
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