(インタビュー)東京五輪、国家の思惑 東京大学大学院情報学環教授・吉見俊哉さん

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 五輪選手たちの健闘をよそに、新型コロナ感染拡大が日本の首都を脅かしている。もしコロナ禍に見舞われていなかったら、五輪は日本に益をもたらしたのか。今回の五輪を「敗戦処理」と表現する社会学者の吉見俊哉さんは、東京という都市の実相を研究し続けてきた。これからの東京はどこへ向かうべきなのかを尋ねた。

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2021年8月3日13時18分 投稿
    【視点】

    吉見俊哉先生、鬼やばい。ゴン攻め、ビッタビタだ。まるで五輪を楽しみにしていて、「ほら、始まったらみんな盛り上がるだろう」といいそうな人風に、流行にのったコメントをしてみる。「敗戦処理」「お祭りドクトリン」というパワーワードは破壊力抜群であり

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