(声)コロナ禍の中、農業を継いだ弟

有料記事

[PR]

 会社員 山本和矢(京都府 40)

 「いっぱいお米がとれたね」。稲刈りの終わった昨秋、田んぼで落ち穂を拾いながら息子たちが歓声を上げた。京都府の山間部、京丹波町にある私の実家は先祖代々、農業を営んできた。春、秋の農繁期には我が家も帰省し、家族総出で田んぼに出る。父が70歳を超え、今後どうするかを考…

この記事は有料記事です。残り338文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません