(私の視点)歴史にみる夫婦の名字 同姓は「伝統」と言えない 中村敏子

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 選択的夫婦別姓をめぐって、最高裁大法廷が再び、別姓を認めない現行法を合憲と判断した。決定は国会での議論を促す内容だったが、導入に反対する人がしばしば口にするのが、夫婦同姓は「日本の伝統」であるということだ。それは歴史的事実なのかを、考えてみたい。

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 江戸時代には、公式に名字を持っていたのは武士以上…

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