円高一時1ドル140円台、昨年9月以来 「FRB議長解任検討」で

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笹井継夫
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 21日の東京外国為替市場で、対ドル円相場は円高に振れ、一時、昨年9月以来の円高ドル安水準となる1ドル=140円台をつけた。

 トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の解任を検討していると報じられ、「中央銀行の独立性」が脅かされるとの見方が拡大。ドルの信認低下が意識されドルが売られている。また、トランプ政権の「相互関税」をめぐる日米協議で米国から日本に対し「円安是正」要求が強まるとの観測も円買いドル売りの材料となっている。

 21日の東京株式市場で、日…

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