最優秀、恩賜発明賞に2氏
科学技術の向上と発展に寄与した発明をたたえる全国発明表彰(公益社団法人発明協会主催、朝日新聞社など後援)の表彰式が22日、東京都内で開かれた。最優秀の恩賜(おんし)発明賞は、世界最大視野のCT(コンピューター断層撮影)検出器を実現するデータの高速読み出し方法を発明した宮崎博明さん(キヤノンメディカルシステムズ)と荒舘博さん(元東芝メディカルシステムズ)に贈られた。
内閣総理大臣賞は、単一色のレーザー光源を用いた大光量高画質プロジェクターを発明した豊岡隆史さんと座光寺誠さん(いずれもセイコーエプソン)。朝日新聞社賞は、回転ディスクを用いた超解像顕微鏡を発明した林真市さん(オリンパス)が受賞した。