(売れてる本)『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 マイケル・サンデル〈著〉

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 ■皆をつなぐ真の「共通善」とは

 サンデルの新刊のテーマは「能力主義(功績主義)」。人はしばしば「努力すれば成功する」との信念を口にするが、幅広い学問分野で指摘され続けてきたように、人の様々な能力は生まれや環境によって大きく左右される。その意味で、出自主義や縁故主義のカウンターとして登場したはずの…

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