(澁谷智子のケアと仕事とその間)「コーダ」を通じた気づき

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 大学院時代、修士論文で「聞こえない親を持つ聞こえる子どもたち」について書いた。Children Of Deaf Adultsの頭文字を取ってコーダと呼ばれる人たちは、親が聞こえないことを当たり前に捉えていた状態から、社会の反応にふれ、自分や自分の家族は特殊なのかもしれないと感じ始める。

 家に来た…

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