(てんでんこ)東電と闘った弁護士:1

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 ■賠償を拒まれた、自給自足の村落

 福島県北部、宮城県境の山あいでは5月中旬、タラノメやコシアブラが芽吹き、春の訪れを告げていた。相馬市玉野地区の農家、後藤義昭(68)は「原発事故で出荷停止になるまで、山菜採りは村落の生活の一部だった」と懐かしむ。先祖代々の田畑を耕し、山や川の恵みを受け、約470…

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