(本の舞台裏)亡夫の翻訳に挿絵付けて出版

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 オノレ・ド・バルザックの『糸繰り女』が刊行された(鳥影社・1540円)。初邦訳。バルザックには珍しいおとぎ話で、魔女のような姿をした糸繰り名人の老婆から、眉目(びもく)秀麗な息子がひどい仕打ちを受ける。翻訳は故・石井晴一さん。

 バルザックの研究と翻訳で知られた石井さんは2013年、短編集『艶笑滑…

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