小栗虫太郎、異色の家庭小説 「黒死館殺人事件」の探偵小説家

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 『黒死館殺人事件』などの探偵小説で知られる作家の小栗虫太郎(1901~46)が、戦前に地方紙で連載していた長編小説が新たに確認された。ミステリーや冒険小説といった小栗の作風から離れた、異色の家庭小説。太平洋戦争へと近づく発表時の世相が影を落とし、約80年にわたり埋もれたままとなっていた。

 過去に…

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