(3・11を振り返る)本松敬史さん 陸上自衛隊の災害派遣でメンタルヘルスを担当した

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 ■毎日悩み共有、隊員の心をケア

 東日本大震災は自衛隊にとって未曽有の災害派遣でした。規模は10万人を超え、犠牲者の6割にあたる約9500人のご遺体収容は阪神・淡路大震災の約8倍です。ベテラン隊員の想像をも絶し、精神面でも厳しい現場でした。

 ご遺体を目の当たりにしながら生存者の救助を優先せざる…

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