(患者を生きる:4112)被災の地から 帰れぬ人々:3 同居の息子急逝、夫は病

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 東京電力福島第一原発事故後、福島県浪江町津島地区の自宅に戻れずに隣の二本松市で夫と共に暮らしていた後藤冨美子(ごとうふみこ)さん(86)。寒さを避けるため、2013年秋に長女の石崎浩子(いしざきひろこ)さん(60)が住む埼玉県川口市へ来て、「畑に行く」と言い出した。

 11年の秋ごろ、冨美子さんは…

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