(評・舞台)「子午線の祀り」 コロナ禍の中、響く鎮魂と祈り

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 木下順二「子午線の祀(まつ)り」は1979年の初演から8演を重ねてきたが、一新したのは4年前の野村萬斎演出。歴史絵巻に命を吹き込み、人物がより生き生きした。今回は長尺の戯曲が調整され、登場人物が厳選された。背景にコロナ対策もあったそうだが、軽快に展開し、役の心情が際立った。出演者は黒いマスクと洋服…

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