(3・11 復興はいま)望郷、刻む

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 東京電力福島第一原発の事故で、福島県浪江町から県央の本宮市に避難した今野幸四郎さん(84)は、新居の庭にテーブル状の石を置いた。顔なじみに囲まれ、自然の中で酪農を営んでいた故郷への思いを刻むためだ。

 浪江の家は帰還困難区域にあり、自由に帰ることができない。将来の見通しは立たないままだが、盆と彼岸…

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