(書評)『少数者は語る 台湾原住民女性文学の多元的視野』(上・下) 楊翠〈著〉
■「家」をめぐる独自で多彩な世界
たとえば、リカラッ・アウー。あるいはハオ誉翔(ハオユシアン)に鍾文音(チョンウェンイン)。一九四五年以降に大陸から台湾に渡ってきた父親に連なる歴史と、太古より土地に根差す母親の系譜が交わる地点で、自己の在り方を思索する作家たちがいる。
「彼女たちの作品は、ほと…
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