(ひと)広瀬浩二郎さん コロナ禍のなかで「触る」を問う国立民族学博物館准教授

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 「それでも僕たちは『濃厚接触』を続ける!」。こんなタイトルの本を出した。コロナ禍のご時世、なんと不謹慎な。いや、ちょっと待ってほしい。視覚障害を持つ人にとって「接触」は社会と交わる、かけがえのない手段なのだ。

 「視覚だけに頼らず全身を触角にすれば、世界は広がる」。そう信じてきた。触ることへの逆風…

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