(シネマ三面鏡)批評を批評される健全さ

有料記事

 「映画『評論家』不満」という物騒なタイトルの書籍が阿吽社から刊行された。著者は大阪芸大の重政隆文教授。映画評論を書いている人たちの文章を1人ずつ、詳細に批評している。

 蓮實重彦に始まり、黒沢清、中条省平、宮台真司、沢木耕太郎、宇多丸ら、大御所から新進気鋭までが対象になっている。

 タイトル通り…

この記事は有料記事です。残り630文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載シネマ三面鏡

この連載の一覧を見る