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　昨年１２月４日の陸上日本選手権の女子１万メートルで優勝し、東京五輪代表の座をつかんだ新谷（にいや）仁美選手（積水化学）の走りには驚かされました。２０００メートルあたりで先頭に立つと、ぐんぐん加速。なんと３位以下を周回遅れにする圧倒的なレースで、日本記録を１８年ぶりに、約２８秒も更新しました。

　気…