(声)ひとつ欠けた饅頭、老和尚の愛

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 住職 鷲見邦隆(岐阜県 81)

 戦後まもなく、食料が十分になかった頃、私は小学2、3年生だったと思います。お世話になっている近所のお寺の老和尚さんが来られるのが一番の楽しみでした。

 私の家は寺でしたので、檀家(だんか)の方はお参りする時、包装されたお菓子箱をお供えに持ってこられることがありまし…

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