(天声人語)年を惜しむ

有料記事

[PR]

 毎年暮れに思うんですがね……と落語家柳家小三治さんが話の枕で語り出す。年を惜しむ気持ちになるような1年がいつか来ないものかと。「ほんとにいい年だったよ。年が替わるのがもったいないぐらいだよ」とみんながにこにこするような年が▼記憶にある限り一ぺんもありませんでしたね、あたしの性格が悪いんでしょうか…

この記事は有料記事です。残り469文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載天声人語

この連載の一覧を見る