(東日本大震災10年へ 3・11の現在地)進まぬ廃炉、急ぐ再稼働 核燃料搬出、目標10年遅れ

有料記事

[PR]

 (1面から続く)

 再稼働を急ぐ東京電力だが、肝心の事故処理の方は遅れるばかりだ。

 ひしゃげた鉄骨がむき出しで残り、コンクリートのがれきが散らばる。東電福島第一1号機の建屋最上階。事故から10年近くたつ今も、空間線量は毎時数ミリシーベルト。1時間も経たずに一般人の年間被曝(ひばく)限度に達する…

この記事は有料記事です。残り2845文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら