(現場へ!)強制労働の足跡をたどる:3 アジア人への冷たさ、根深く

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 三重県熊野市の山中に、高さ75メートルの巨大な遺構が残る。紀州鉱山の選鉱場跡だ。戦時中、東洋一の規模とうたわれたこの鉱山で、1300人余りの朝鮮人労働者が、採掘やトンネル掘削などの強制労働に就いていた。

 その朝鮮人の追悼碑が、旧紀和町役場に近い国道沿いにある。

 2010年3月、市民団体「紀州鉱…

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