アスベスト含むバスマット販売 返礼品も、1.7万枚回収へ
厚生労働省は27日、大阪府貝塚市の堀木工所が製造したバスマットやコースターに、使用が禁じられている石綿(アスベスト)が含まれていたと発表した。ネット販売していたほか、市のふるさと納税の返礼品にも使われていた。同社や市が回収にあたるほか、問い合わせ窓口を設置した。
回収対象はバスマットが1万7460枚、コースターが8490枚。うちバスマット1万5116枚、コースター2587枚は、2016年8月~20年2月に貝塚市のふるさと納税の返礼品に使われていた。
厚労省は、切断したり捨てたりしないように呼びかけている。回収方法は、購入者やふるさと納税の利用者にメーカーや市から連絡するという。転居などで連絡先が変わった人の問い合わせ先は、貝塚市ふるさと納税担当(072・433・7055)、購入者は堀木工所(0120・001・937)。