(声)「稲むらの火」思う11月5日

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 無職 桑折能彦(神奈川県 74)

 11月5日は国連が定めた「世界津波の日」だ。今年も私は、制定の由来となった「稲むらの火」を思い出した。1854年の旧暦11月5日、安政南海地震が起きた際、今の和歌山県広川町の実業家浜口梧陵(ごりょう)が大切な稲むら(稲束)に火をつけ、村人を高台に誘い命を守ったと…

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