(多事奏論)情報の海の中で SNS、とがった声も心に留め 稲垣康介

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 私が籍を置くスポーツ部では夕方から深夜にかけて「遅番」という内勤当番がある。入社した1992年ごろは、午後9時前後になると電話がよく鳴った。

 「読者なんだけど」。声の主の多くはほろ酔い加減。携帯電話なんて普及していない時代で、居酒屋やスナックからかけてきたと想像できた。用件は大抵、「阪神勝った?…

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