レバノン、爆発復旧に派閥の壁 宗派ごとに議席やポスト、「新首相」が組閣失敗

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 8月に首都で大爆発が起き、混乱が続くレバノンで新しい政権づくりが頓挫した。復旧や経済危機からの立て直しが急務だが、新首相の就任辞退で振り出しに戻った。国政の刷新を求める米仏の圧力にさらされる中、米イラン間の対立も事態に影を落とした。

 ■支援条件に脱却迫るフランス

 「政府を編成する任務の継続を…

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