(天声人語)お墨付きがほしくて

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 関ケ原の合戦の直前、伊達政宗は徳川方についた。敵の軍勢を退けたら、東北一円の広大な領地を与えるという証文を示される。だが実際に与えられたのはごくわずか。世に言う「百万石のお墨付き」である▼将軍や大名の時代は去ったが、いまでもお墨付きは幅をきかせる。たとえば、4月に開かれたコロナ対策の基本方針を決め…

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