(書評)『子どもの性欲の近代 幼児期の性の芽生えと管理は、いかに語られてきたか』 小泉友則〈著〉

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 今の日本では「寝た子を起こすな」的な規範が強く、性教育が不十分であるために、避妊や性病などについて子ども・若者がもつ正確な知識は乏しく、友人間やネット上のあやしい情報を信じている場合も少なくない。「子どもの性」に対するそのような見方・考え方は、歴史の中でどのように作り上げられてきたのか。

 本書は…

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