がん征圧大会、オンラインで

 がんに対する知識を深め、予防や検診の大切さを訴える「がん征圧全国大会」(日本対がん協会主催、朝日新聞社特別後援)が18日、東京・築地の朝日新聞東京本社を主会場にオンラインで開かれた。垣添忠生会長(元国立がんセンター総長)は「新型コロナウイルスの感染拡大で、がん検診の受診者は激減した。今後、進行がんが多く見つかる懸念もある」とあいさつし、多くの人ががん検診を受けるよう関係者の協力を呼びかけた。

 シンポジウムでは感染防止を徹底し、「密」にならない検診を実施する取り組みについて栃木、愛媛、宮城の各県支部が発表した。表彰式では4人と2団体に日本対がん協会賞が、同賞の特別賞である朝日がん大賞が松下産業(東京都文京区)にそれぞれ贈られた…

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