(書評)『活動の奇跡 アーレント政治理論と哲学カフェ』 三浦隆宏〈著〉

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 ■対話できる場を生む公共の営み

 『活動の奇跡』は、哲学者ハンナ・アーレント(1906~75)の政治理論である「政治の存在理由は自由であり、自由が経験される場は活動にほかなら」ず、「複数の人間のあいだに成立する」との思考を読み解く。その具体的な活動の姿である「哲学カフェ」という営みを、哲学者である…

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