全国短歌大会、入選決まる

[PR]

 第49回全国短歌大会(現代歌人協会主催、朝日新聞社後援)の入選歌が決まった。

 大会賞はさいたま市の小橋稜太さんの作品〈「つきよ」って小さな傘のように言うひらがなでもう話せぬ僕に〉と、横浜市の大石知子さんの作品〈すべり台使用禁止のテープ解けわずかに前へ迫り出したよう〉。

 朝日新聞社賞は堺市の梶田有紀子さんの作品〈花のあとふつくら実のなる秋なすび この頃ヒトはあまり産みません〉が、学生短歌賞は浜松市の尾内甲太郎さんの作品〈橋をゆく車の尾灯みな空を飛べる強さを秘めて夕焼け〉がそれぞれ選ばれた。

 10月25日に予定されていた授賞式は中止する。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら